私たちは「音」の中に生きている。聞いていないようで周りの音を聞いている。身近だからこそ気づきにくい音の潜在的価値。体験という視点で見ると音は思わぬ広がりを見せる。サウンドデザイナーである日山氏は音を使って体験を、そして人の行動や感情までも変えていく。私たちが意外と気づかない当たり前を疑い、可能性を広げる話。
サウンドデザイナー・音楽家 株式会社エコーズブレス 代表 2002年、テクノミュージックプロデューサーとして英国レーベル「Coda」よりデビューし、DJ活動も開始。ヨーロッパやアジアを中心に10カ国で出演し、2009年にはオランダの「AWAKENINGS」で日本代表に選出。2010年にはサウンドデザイン会社「エコーズブレス」を設立し、映像音楽、プロダクトサウンド、空間BGMの企画・制作を手掛ける。サウンドアート作品や自動BGM構築システム「AISO」なども展開し、大学や企業で講演を行う。